2009年12月21日 年末閑散

 年末ホリデーシーズンを迎え、ギルドランキングはほとんど変わらないという閑散としたものになっている。9月以来ほぼ毎週で変動をみてきているが、今回ほど変化がみられなかったことはなかった。季節要因に加えてサイクル最終局面によるものだろうか。後者に基づくと来月中旬まではこの傾向は続き、商品価格も上値が重たい状態が続くだろう。
 ただそんな中でもアクティブに活動する英雄たちはいるため、休暇から戻ってきて国が荒廃しているという事態を目にしないためには、超長距離風車訪問や、ギルド内またはご近所でいくつかの増援スタックポイントを設けて回避するなど適切な運用が必要である。
 さて先週の銀月の攻防は、占領側は駄菓子屋本舗を主体とする対アルティメット同盟、攻撃側は主力軍は特務連合機関であった。結局は占領軍の勝利に終わったが、特務連合機関側の支援に大規模ギルドが付いていたこともあり、占領側は最初の城門戦での迎撃を回避、城内戦で迎え撃った。
 この攻撃側の最終支援軍リスト(下図紫の枠)をみるとアルティメット自身は含まれないものの、主力はほぼアルティメット攻城支援軍といっていいだろう。特務連合機関が、アルティメット陣営、銀河陣営に属さない第三勢力を築くといっても、Saerum地域には限られたパイしかなく、現実的には既存陣営のとりこみが必要となる。
 しかしこの場合、アルティメット陣営だけではなく、銀河陣営の取り込みも進めないと、総合戦力としてはこれまでの銀河陣営とアルティメット陣営の戦力優劣がそのままひきつがれれ、いつまでたっても上回ることはできない。もしくは成果が出るまで長く忍耐のいる仕事だが、これまで注目されなかった小規模ギルドとの外交活動を地道に進めていくしかない。しかしこれが達成されると、特務連合機関はSaerum地域でのキャスティングボートを超えた存在になることができるであろう。